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思い出

大切なのは思い出だ

心理学の先生がそう教えてくださった

いかに思い出をつくれるか

それが大事だと

 

欲しいものが色々あった

手に入れたもの、手に入らなかったもの

 

お気に入りたちと一緒に

どう過ごそうか空想してみる

どんな景色を見に行こう

その先に見えるものを想像する

そのモノ自体というより

そのモノと作るであろう思い出に

思いをはせる

 

常滑の海岸に夕陽を見に出かけた

サンダルが隠れるくらいの

綿の黄色のギャザースカート

砂がついてもザブザブ洗えるから平気

近くのマックに寄って

アップルパイとコーヒを買って

日の入りの時刻はチェック済み

刻々と変わる空の色から目が離せなかった

ごく淡いピンクから深いオレンジに

そこには水色やグレーが混ざってる

それから

海岸沿いの木々や家のシルエットが

影絵みたいになるまで

 

しまっては取り出して

くり返し見ていたい

今年の夏の大切な思い出

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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