違う景色
今日、クライアント様が帰られる時
いつもにように門までお見送りしたら
「何だか、景色が違って見える。」
そんなことをおっしゃいました。
「本当に不思議。」と。
きっと、何度かお話をされる中で
とらえ方が少しずつ柔軟になって
今まで見えなかった景色が
目の前に広がったように思う。
リベルテの前の小さな公園の木々
茶色のベンチや砂場、ブランコ
それは、いつもと変わらずそこにあって
ただ、クライアント様にはその景色が
フィルターがかかって見えていただけ。
それは味気ない色彩だったのかもしれない。
枠組みが柔軟になると
世界は生き生きとした色を帯びて
今まで見えなかった可能性が広がる。
元々、可能性はそこにあったのだけれど
いっぱいいっぱいだと、それに気付かない。
心に余裕やゆとりがなかったんだから
しょうがなかったんだと思う。
「なんだか、体がポカポカしていて
とりあえず、やってみようって
今はワクワクしてます。」
初めてお会いした頃と比べて
その表情はとても柔らかになっていました。
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