5cmの枠組み
先日、美容院でカットしてもらう時に
美容師さんがこんな話をしてくれた。
「5cmくらいカットしてって言われることが多いんですけど
お客さんの思う5cmと、自分たちの思う5cmは違ったりします。」
いちいち測りながらカットするわけにもいかず
でも、そこには微妙なズレがあって
仕上がりを見て、微妙な空気が流れたりして。
「よくあることなんですけど、ネ。」と。
或いは、「傷んだ部分を切っちゃってください!」
と言ったら、思いのほかバッサリとカットされて
想像以上にショートカットになっちゃったり、とか。
傷んだ部分っていうのも、感じ方はそれぞれで
5cmだって、それぞれの5cmの感覚は違ってる。
それは当たり前のことなんだけれど
ついつい、相手も自分と同じ感覚でいると
錯覚してしまう。
どちらが正しいとか間違ってるとかじゃなくて
とらえ方は違ってて当たり前なのだ。
枠組みは、人それぞれ。
そんな簡単なことを
ついつい忘れてしまうのも私たちなのだ。
これから、5cmをどうやって伝えよう?
いっそ、「あなたの思う5cmでお願いしま~す!」
と丸投げするのが楽ちんかも。`;:゙;`;・(゚ε゚ )
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