居場所
火曜日、クライアントさまからのキャンセルが入ったので
急に思い立ってとある場所へ。(*´σー`)
読みかけの本と、日よけの帽子とおやつを
バックにポンポンと放り込んで。
45分も車を走らせれば着くその場所は
だあれもいなくて風が心地いい。
コンビニで買ったコーヒーを飲みながら
読みかけの本を開くのだけれど
あまりにもキラキラと眩しくて
あまりにも緑が色濃くて
活字がちっとも入ってこない。(*ノv`)
ここはフラットシューズですら、いらな~い。
お隣の畑の鳥よけ?
棒にかけてあるいくつかの空き缶が
カラカラと乾いた音を立てていて
それはずっと聞いていたいくらい優しい音で
すっかりお手上げ状態になって
とうとう本を読むことを諦めてしまった。
そうだよね
何にもしないで、今日はここにいよう。
安全地帯にすっぽりと包まれて
カラカラという音と鳥のさえずりに
いつの間にかウトウトと眠ってしまった。
ウィニィコットでしたっけ?
「二人いるから、一人になれる。」と言ったのは。
安全な基地があれば、冒険に出かけられる。
おそるおそる振り向いた時に
お母さんの笑顔みたく安心できる居場所があれば
もっとずっと遠くまで歩いて行けそう。
もし子供の頃、振り向いた時に
お母さんの笑顔がなかったとしても
大人になってからでも、その場所は
探せば見つかるかもしれませんよ。
それは彼だったり、ご主人だったり、友達だったり
近所のパン屋のおばさんだったり
あるいは、こんな温かな場所だったり。(*´ェ`*)
| 固定リンク
« カスタードクリーム | トップページ | サンキュ »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 空気感(2022.11.23)
- エネルギーのかけどころ(2022.09.27)
- 思い出(2022.08.07)
- 何もしない時間(2022.05.10)
- 表情につられて(2022.04.04)
コメント