要は、良くなればいいんだから。
一色のさかな広場からの帰り道
しばらく市街を走っていると
目の前に、ふと、観音様らしきお姿が。
あまりに大きくて、どっしりしてるから
引き寄せられるように、ついつい寄り道。
どなた様でしょうか?
海の方を向いていらっしゃるとか。
側に書いてあった説明を
最後まで読んだのですが
それも吹っ飛んでしまう程
圧倒的に明るくて温かくて。
ずいぶん長い間、私
ポカンと口を開けてたんじゃないかな?
裏に回ってみると
中は空洞になってて
短い階段を上ると、お賽銭箱が。
しばらくそっと手を合わせていると
す~っと、気持ちが落ち着きました。
どこのどなた様か、分からないまま
ただ、ものすご~く見守られてる感じ。
不安なんて、忘れてしまいそう。
「要は、その人が良くなればいいんだから。」
よく、心理学の先生がおっしゃってた。
ほんとうに。
どんな方法でも
今より、楽になればいいんだから。
認知行動療法でも
来談者中心療法でも
お祈りやおまじないであっても。
今より、マシになればいいんだから。
その意味が、少しだけ分かったような
不思議な、温かな寄り道でした。
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